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・ウェスターマークの仮説
幼少の頃からきわめて親密に育った人々の間に性交に対する生得的な嫌悪が存在する
台湾のシンプアの研究
・マードックの調査
250の集団で近親性交の調査→禁じられている社会がほとんどで許されている社会などない、罰則は死罪or追放が多い
・メイト・アウト(交尾回避)
思春期に達した雄や雌が自分の生まれた集団から離脱すること
交尾回避がメイト・アウトを引き起こすという説
・(インセスト)回避から規範
雄(父)が雌(娘)と性的な親和性とは異質な親和性を結ぶことで「父性」がうまれた、また「自分の娘で他人の妻」といった複合的な男女関係が可能になった→他集団との共存に
・母方交差イトコ婚、父方平行イトコ婚
・身内とよそ者、分節
タブー以前に予め近親者や身内の範囲、境界が固定されているのではない、むしろタブーが近親者とよそ者を分節する
・いかなる婚姻もインセスト byレヴィ
婚姻は「教える―学ぶ」関係にある「他者」とではなく共同体の「同一者」や「身内」となされる
・「真の内婚」byレヴィ、トーテム分類法
婚姻の可能性を人間共同体の境界外に求めることの拒否、ここで「人間共同体」とは?→トーテム分類法では人間と動物が祖先、子孫、配偶者の関係になり「同一者」となる、から
・ヴェズの婚姻理論
ヴェズの人々は自分を基点として父系、母系問わずに双方に系譜関係を広げてえられる親戚の数を自慢する
「人々はみんな同じ一族であるが、結婚が彼らを分かつ」→族外婚が成立するように「差異」を作るのが結婚になる

。。。今日は以上。

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コメント

大変興味深いです。交尾回避がメイトアウトを引き起こすとはどういうことですか??
ジャミトフ・ハイマン│URL│11/14 21:32│編集

>ジャミトフ・ハイマンさん
まず知ってもらいたいのはメイト・アウトと交尾回避は無関係に起こるという報告も多いことです。ただ特別な条件下では両者に強い相関がみられます。まず集団のサイズが小さいことです。集団サイズが大きいと(近親者との)交尾回避が起きても性交の相手は不足しません。しかし異性の数が少ない集団であれば、結果的に交尾回避がメイト・アウトを引き起こします。二つ目として子供が思春期に達するまで親がその集団を離れないことです。性成熟を示す前に親が集団を離れると交尾回避を示す機会がなくなります。もう一つの条件は幼児と異性の年長者に持続的な親和関係が結ばれることです。親密な関係がないと交尾回避が生じないからです。以上三つが交尾回避とメイト・アウトに相関が見られるための条件です。次にこれらの条件下で交尾回避がメイト・アウトをどう引き起こすかです。本来はゴリラの集団の例を用いて説明すべきなのですが、ここでは割愛してざっくり説明します。つまり前述の三つの条件下で近親者との交尾を回避することは、裏返せば各集団の雌が自分達の集団から離脱することを意味するからです。それは雌の移籍となり、各集団に雌のもらい手(移籍先の雄)と雌の与え手(父親ないしは同母兄弟)を作り出します。これはウィンウィンの関係ですので、各集団に対立は生まず、こういったある種の移籍制、つまり複数のメイト・アウトは持続or促進されることになります。以上が一応の交尾回避とメイト・アウトの相関性についての説明です。
│URL│11/15 00:07│編集

なるほど~メイトアウトが結果的に交尾回避に貢献しているといった印象を受けますが、この理解でよいのでしょうか?
ただ、こうなると条件が必要なのかが疑問ですが・・・w
ホラスキノフ│URL│11/15 00:37│編集

>ホラスキノフさん
確かにメイト・アウト→交尾回避と考える方が一般的ですし、正直この見解は検討の余地があると思います。ただこの説は人間社会の回避→規範という図式を他の霊長類に類推適用しています。つまり人間社会においてはインセスト回避が、レヴィストロースのいうところの「女の交換」(一種のメイト・アウト)につながったと考えています。そしてそれをゴリラの集団にも同様に適用して考察しています。こじ付け的な説明ですが、霊長類学に疎いこともありますのでご了承下さい。新しい説明などがありましたらまたアップします。
│URL│11/15 01:03│編集
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